京急の川崎大師駅から延びる

参道と称する商店街は

ひたすら寂しい限りだが、

交差点の十字路を右に曲がると、

山門に通ずる仲見世に廻り込むと、

一転、飴屋とだるま屋、くず餅屋が犇めいて、

束の間、賑わいを見せる。


とはいっても、僕が行ったのは平日だったし、

雨降りでもあって、人手は疎らで、

飴を切る音がやたら甲高く響いていたが。


写真は、仲見世入口にあった看板。

たばこ屋の前の灰皿で煙草を喫っていたら、

これが目に入った。